保守点検しないとロスが大きい!太陽光発電
設置だけであとはメンテナンス不要といわれた太陽光発電システム。実は、メンテナンスが不可欠。屋外に無人で設置されているため、まず、台風や大雨の被害、破損。蓄積していく汚れや伸びていく雑草の影響。遠目には無傷に見えても、精密機器の内部ではダメージが蓄積し、売電収入を下げている可能性が高いのです。
① 年間維持費について
- 住宅用 3,000円/KWh → 5KWhの設備なら → 15,000円/年
- 非住宅用 5,000円/KWh → 49KWhの設備なら → 245,000円/年
② 維持費内訳について
- 住宅用 定期点検・必要の都度で洗浄・補修
- 非住宅用 定期点検・必要の都度で洗浄・補修・除草(必要に応じて)
③ 使えそうな点について
- 定期的な年間メンテナンスにより売電ロス(10年で95〜90%、20年で85〜80%)を防ぐ
- 機材や設備の故障や破損により、修理や交換の多大な出費を防ぐ。パワコンで1台20万円。
- 住宅用の定期点検は2万円/4年に一回
- 非住宅用(50KWh以上)の法定点検の委託費用は50〜100万円/年
- 野立ての太陽電池モジュール洗浄は1KWhあたり2,000円〜5,000円程度。
- パワコンの基盤交換は数万円であり、全交換ともなれば1台20万円前後かかる。
- パネルや設備を定期的にメンテナンスを行うことにより、経費節約に繋がる。住宅用の小規模なシステムであれば2万円から数万円前後、中規模以上であってもメンテナンス費用は数十万円程度で収まる。メンテナンスを怠って、パネルを破損した場合、数枚程度であっても100万円単位の損害となってしまう。
- 雑草が樹木となって設備全体を覆ってしまっている場合、対応できる業者も少なく、金額も高額となってしまう。しかし、除草を行わないと売電ロスや設備の破損など大きな損害が発生してしまう。この事から、専門のメンテナンス業者に定期的に委託をする事も大切。
- 年間除草費用について、1KWhあたり2,000円〜2,500円/年間 ※ 雑草の状況により一回の除草で年間金額以上になることも。